小さな自己満の達成感の積み重ねが自信になる、と思い始めた。
達成感。
と聞くと何か大きな、人から賞賛されるとか評価を貰うとか、世間から見て素晴らしいことを成し遂げる事で得られるんだろうなぁ〜とぼんやり思っていました。
思えば、私はあまり達成感とか物事をやり遂げたことってほぼ無いんですよね。
学生の頃を思い出しても、部活にしても勉強にしても習い事にしてもすべて中途半端というか。
習い事はそこそこしていたんですけどね。
小学生の頃はピアノ、水泳、習字、学習塾は転校をきっかけにすべて辞めてしまったし、入っていた吹奏楽部も転校先には無くて辞めた。 中学受験する予定だったけど学習塾を辞めたことと転校したことで、結局公立へ行くことになった。
中学で運動部に入るも喘息発作が出たため、退部した。 高校受験で勉強に励み志望校に合格するも、病気になり転学したため勉学のモチベーションが下がってしまった。
そこからは入院経験を経て、双極性障害の治療に入って行きました。
なんか、すべてがブツッと途中で途絶えている感じです。 入院中は世間から自分が除外されたような感覚でした。
「あなたは、何かを達成したという成功体験が少ないですね。それがあなたの自信を無くしてしまっているかもしれません。」
と言われました。
その病院は一回だけ受診しただけなのですが、なぜかこの言葉がしっくりきたのです。
しかし、達成感・成功体験といっても今の私の状態では、行動することも難しいので
こんな状態で何をすれば自信が持てるのか?状態でした。
病気を持ったまま出来ることって?
私なりに考えて、これは自分だけが感じられる“ほんの小さな達成感”を日常に増やすことが
自分に出来る最大限の自信の育て方なのでは!?と思ったのです。
そこでわたしがまずした事。
パズル
大真面目です。子供の頃もパズルなんてあまりやってません。
が、
パズルが完成すれば、達成感を簡単に得られます。
パズルを完成させたという立派な成功体験を得られます。
1000ピースのパズルを買って、毎日ちょっとずつやり続けたのです。
そして完成した時、
「やり遂げた!やった!出来た!」
と額まで買って、部屋の壁誇らしげに飾ったのです。
別に、誰に見せるわけでもありません。自分の部屋の壁に飾っているだけです。
自分の自己満です。病気になる前だったらパズルなんて興味もないし、しなかったでしょう。
でも、鬱状態が続いていて苦しかったからすごく嬉しかった。
久々の達成感はとても、気持ちがよく自信の一歩という感じがした。
ちっぽけで誰にでも出来る簡単な事、くだらないと思っていることでも やってみたら違うってこの事かなと思ったり。
それから、小さな達成感の積み重ねを大切にしたいと思いました。
病気と付き合いながら、日々“小さな達成感”探しをしています。
ハンドメイドで何かを作り始めたのも、セカンドオピニオンの先生の言葉がきっかけです。
そうして小さな達成感を積み重ねて、かといってそれを義務感とせず楽しめればと思います。
パズルをするだけで達成感は得られたし、昔のことを思い返してもしょうがありません。
いま出来ることを、やってみる。こんなので?と思っても。人に誇れるもので無くとも。
思えば、ブログもそうして始めたわけですね。
それでは。